水泳を始めるときの水着って何着ればいいの?
元水泳インストラクターが良く聞かれたこと、水着どうすればいい?です。
水泳を始めるにしても意外とよくわからない水着のこと。水着でも海パンから競泳用水着などいろいろあります。教える側の人ってそういうの気にするの、も含めて解説していきます。
1、水着の定義?
私が勤めていた会社では、水着とは水に入る前提で作られたもの、としていました。なぜそのような前提かというと、最近は海パンもおしゃれなものが合ったりするので、普通の短パンと見分けがつかなかったりするからです。
上の海パンなんかも普通にはいてテーシャツ来ていたら町にいそうな感じしますよね?
そんなわけで、水着の定義は水に入るために作られたもの、で定義していました。
それなら海パンってなに?となりますが、海パンこと海水パンツは、海=海水に使っても大丈夫なように作られた水着となります。比較的頑丈なものが多いのが特徴です。
2、水着の選び方は?
水着の定義は1の通りなのですが、では水着の選び方はどうすれば良いの、となります。
水着を選ぶ場合のポイントは3つです。
1、水着でどんなことをするか?
2、どんな場所で使うか?
3、どれぐらいの頻度で使うか?
それぞれを解説していきます。
1、水着でどんなことをするか
単純に使用目的です。泳ぎたいのか、歩きたいのかによって変わるのと、本格的に水泳をしたい、軽く泳いでみたい、などで変わります。
男性で泳ぎたいし歩きたいという方の場合はこんな水着
そして、本格的に競泳となると
女性で泳ぎたいし歩きたい方は
そして、競泳をしたいという方は
2、どんな場所でつかうのか
これはスイミングスクールなのか公共プールなのか、海・オープンウォーターなのかです。通常のスイミングスクールなどでは上に載せたような水着の方が多いです。
公共のプールでは、海パンの方や夏になるとビキニの方もいるので意外となんでも大丈夫ですが、そのプールによって雰囲気が違うので上に載せた水着はまず問題ないと思ってください。
3、どれぐらいの頻度で使うか?
実は競泳用の本格的な水着ほど耐久性が低いことが多いです。これは水の抵抗を減らすためなので、理にかなっているのですが、競泳用水着かったらすぐにへたったというのはあまり頑丈に作られていないからだと思ってください。
練習用と書かれた水着は濡れた時少し重さがありますが、比較的頑丈に作られています。以下のように練習用と書かれていることが多いです。
3、水着のメーカーって?
水着のメーカーはかなりあります!お好みのメーカーでどうぞ、となるのですが、競泳用水着でメジャーなところを言いますと、 スピード、ミズノ、アリーナ、アシックス、などです。デザインもありますが、人によってはこのメーカーが好きなどあるのでお好みで大丈夫だと思います。
ちなみに私は、スピードとミズノが指導するときメインで使っていて、練習用はアリーナはいていました。すべて値段で決めました(笑)ちなみに昔はスピードはミズノが日本でのライセンス契約をしていたのですが、途中からゴールドウィンに代わっていたりするため指導するときの水着が変わっていました。
指導するときはこんな水着でした。
練習の時はこんな感じでした。
ざっと書いてみたのですが、教える側の意見としては、水着はその方に合っていればOKです。ただ、本格的に泳ぎたい、という女性の方がビキニとかできたらさすがに厳しいです、とお伝えしますが、水中歩行用でもあまり緩くないものでしたら泳げます、とお伝えしていました。
ただ、実際泳いでみると水中歩行用の水着は抵抗が大きいので結構泳ぎずらいようです。もし最終的にちょっと泳ぐという方は、フィットネス用と書かれているのを選ぶのもいいかと思います。
あまり体型を見せたくない、という方はこういう水着がおすすめです。
そして、最後に重要なポイント。ほとんどのプールは入る際に水泳帽・スイミングキャップが必要となりますのでお忘れなく!さらに泳ぎたい方はゴーグルも必要なので詳しくは以下の記事からどうぞ!