水泳でダイエットはできるのか解説
元水泳インストラクターが伝えたい水泳でダイエットはできるのか?です。
1、水泳で痩せるかの実話
これ、イントラ時代良く聞かれていたのですが、水泳で痩せるか?と聞かれたら痩せます、と自信をもって言えます!なぜなら私が実際働いていた時、一日3~6時間ほどプールに入っていると体重が1年で80kg→65kgまで下がったからです(笑)
ただ、諸事情として水泳指導を本格的にする前は筋トレ指導がメインをメインで行っていました。そのため体重80kgの体脂肪20%ぐらいのいかつい感じになっていました。その後転勤と業務命令により水泳指導を本格的に開始して、体重が68kg体脂肪15%ぐらいになりました。
つまり、脂肪も落ちたのですが、筋肉もかなり落ちた感じになっています。これは筋トレ指導していた時は、実家暮らしでぷらすプロテインなどの栄養補助食品も取っていました。水泳指導時は一人暮らしで、自炊で指導本数が多すぎてほぼ昼飯抜きやお米やパンなど炭水化物ばかり取っていたためだと考えられます。
たくさんエネルギーを使うのに対して、身体が筋肉は必要ないと判断して筋肉量を落としたのだと思います。
私が本格的に指導していた時の最大の一日の仕事として、朝9時~12時まで水泳指導、14時~15時スタジオレッスン、16時~19時水泳指導というむちゃくちゃなことをしていました。その間に監視や筋トレ指導、事務処理をしていたので良く働いていたなと思います(笑)
2、水泳で痩せるには?
水泳で痩せたい場合は、とにかくカロリーを使うように泳ぐかまたは長い時間を泳ぐことがベストです。
カロリーを使うように泳ぐとはキックをたくさんするやバタフライなど体力を使う泳ぎをすることです。しかし、長い時間泳げないことがあるので消費カロリーが高い動きをしても時間が短すぎれば痩せづらいということになります。
長い時間泳ぐ場合は、好きな泳法で良いのですが一方で楽に泳げてしまうので消費カロリーが少なくなります。
つまり、運動強度と運動時間の関係が大事になってきます。そこで一番手っ取り早いのは、ビート板をもってバタ足をひたすらする。疲れたら腕を使って泳ぐ。腕が疲れたらまたバタ足する、という形で泳ぎ続けると消費カロリーはおのずと高くになってきます。
3、水泳で太るという説
水泳をしたら太った、という話を聞いたことありますか?
実はこれはありえなくもないです。諸説あるのですが、プールに入り身体が冷えることで、身体が冷えないようにするために皮下脂肪をつけようとするという説、あとは水泳をすることで食事がおいしくて食べすぎてしまう説です。
ということで、水泳をしたから太ったというより、それ以外の要素が大きいです。プールに入って冷えるということは、運動強度が低いため身体が冷えています。もっとたくさん動くようにしましょう!たまに本格的に寒いプールもあるので、その際はラッシュガードなどを着るのもおすすめです。
そして、食事に関しては運動直後は栄養の吸収率が良いと言われているので、運動後はあまりカロリーが高くなくて筋肉になるもの、腹持ちの良いものを食べましょう。個人的におすすめはコンビニなどでも売っているサラダチキンです。
4、ちなみに水中歩行はどうなのという質問
水中歩行でも痩せます!これも最終的には運動強度と運動時間がポイントになります。
水中歩行の場合は浮力が発生するため、陸上より楽に歩けるかたもいます。一方で水の抵抗があるためこれをうまく利用することで運動強度を上げることができます。
水中歩行する際は、プールの底が滑りやすいためしっかり踏ん張ってあるくようにしましょう。また、歩行が苦手という方は人の後ろを歩くと流体力学の関係から簡単に歩けるので、そのあたりもうまく利用してください。
5、まとめ
水泳でダイエットは可能です。ただ、一人で泳ぐのが苦手というかたは近所のスイミングスクールや公共の施設の水泳教室に参加するのも一つですのでまずはチャレンジしてみましょう!
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